経営・診断

B/Sは難しい?

お話している中で、P/L(損益計算書)は理解できるけど、B/S(貸借対照表)はよく理解できない、という言葉をよくお聞きします。B/Sはなぜ難しく感じるのでしょうか。難しく感じる理由は、並んでいる項目の名前が普段耳慣れないものが多いことと、眺めるときの読み方がよくわからないことにあるのではないでしょうか。経営者の方でも、同じように感じている方がおみえになると思います。

そこで、触れない論点や正確でない部分があるかもしれませんが、経営に携わる方がざっくりとした理解をするための説明をしてみようと思います。

P/Lは、上から順番に眺めていきます。一番上に売った金額(売上)があり、そのためにかかったコスト(売上原価や販売管理費)を引いていって利益が残る、といった構造になっていることを、なんとなく理解できます。実際には、使ったお金でも費用には計上しないものなど、知っておきたい個別の論点はあるのですが、ざっくりした構造はわかっている方が多いと思います。

それに比べて、B/Sは、そもそもどこから読めばよいのか分かりません。左側が「資産」で右側が「負債」と「資本」で両者はバランスする、と言われても「だから何?」ということなのだと思います。B/Sは、創業時にどう作るかのスタートから考えると理解しやすいのではないでしょうか。会社を始めるときには、まず株などを発行してお金を集めます。株を発行して、資本金を100万円集めたら、B/Sの右側の資本金が100万円になりますね。その時、手元には現金100万円があるわけですから、B/Sの左側は現金という資産が100万円です。次に、銀行から200万円を借りると、B/Sの右側の負債が200万円で、現金という資産は300万円に増えます。この時のB/Sは、次のようになります。

さて、この後に事業をするために、何をしますか? 次回に続きます。

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