経営・診断

B/Sは難しい? 続き。

B/S(貸借対照表)への苦手意識をなくすための説明の続きです。前回、株の発行と銀行からの借金で、現金を集めるところまで見てみました。では、この後に事業をするために、何をしますか?

商売のやり方を考えてみましょう。いろいろな事業が考えられますが、まずは、商品を仕入れて販売することを考えます。例えば、洋服の販売をイメージします。まず、売り物にする洋服を仕入れる必要がありますね。お金を払って150万円分の洋服を買いましょう。現金で支払うと、現金が150万円なくなります。現金と引き換えに、売り物にする洋服が手に入りました。これは何でしょうか? 在庫という言葉はご存じかと思います。倉庫にある品物というイメージを持たれていると思いますが、経営の視点から見ると、商売のための資産が増えたわけです。したがって、B/Sの左側の資産が、現金と在庫になります。

いかがでしょうか。この辺りになると、見たことのあるB/Sの構造に近くなったと思いませんか。このような商売上の動きの中で変わっていく資産の構成を、ある日の状態で切って見せているのが、B/Sです。製造業だと、機械設備を購入したり材料を購入したりしますので、資産の構成が変わります。これは比較的イメージできるのではないかと思います。

では、仕入れの時のお金の払い方が違う場合はどうなるでしょうか? 次回に続きます。

※詳細や正確さよりも、感覚的にB/Sを理解できるようになることを目的としていますので、その点はご了解ください。

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