経営・診断

B/Sは難しい? 続きの続き。

B/S(貸借対照表)への苦手意識をなくすための説明の続きの続きです。前回は、洋服の在庫を仕入れるのに即金で仕入れる説明をしましたが、支払を少し待ってもらうことはよくあります。その場合は、どんなB/Sになりますか?

前回とは異なり、支払は待ってもらっています。買掛けという言葉はお聞きになったことがあるでしょうか。支払いをツケにしてもらっていることです。ですので、まだ現金は手元から減っていません。ただし、商品としての洋服は納品してもらいますから、在庫は増えます。手元の現金が300万円、在庫が150万円分入手しましたから、資産は450万円になります。

しかし、新たに株式を発行していませんし、銀行からお金を借りてもいません。ということは、B/Sの右側の大きさは変わらないのでしょうか。左側の資産だけが増えて右側は変わらないとなると、左右がパランスしませんね。B/Sはバランスシートの略なのにバランスしないとは、これいかに…。ここで思い出していただきたいのは、先ほどのツケ(買掛金)の存在です。ツケですから、一時的に仕入先にお金を借りているのと同じですね。つまり、買掛金という負債が150万円増えていますので、B/Sはこんな形になっています。

逆に自分がツケで売ってあげた時はどうなりますか? お金を一時的に貸しているわけですから、自分にとっては資産になります。B/Sはどうなるか、考えてみてください。さて、この説明を始めてから、初めて商品を売りました。売上が上がって、ここでP/Lの登場です。 次回に続く、のか? (文字で書き起こしていくのが大変なので、どこかでセミナーにしようかと思い始めています…。)

※詳細や正確さよりも、感覚的にB/Sを理解できるようになることを目的としていますので、その点はご了解ください。