「活版印刷三日月堂」の印刷物たちのお値段

印刷博物館を訪問したお話の続きです。印刷博物館から出て地下から1階に上がっていくと、一角に売店があります。そこで、活版印刷三日月堂コラボ企画展で展示してあった印刷物を買うことができます。私も、活版印刷で印刷された文字を確認するために、ひとつ購入してきました。

印刷業界は、全体的には縮小市場です。その中で、活版という商業印刷ではあまり使われなくなった技術に光をあてることでブームになる現象は興味深いですね。ある意味、工芸品としての扱いでもありますが、印刷の価値が、「自分の想いと誰かに伝える」ことにあることに、改めて気づいた人が多いということでもあると思います。文化を次世代残すためにも、まず良さを知ってもらうマーケティングは大切ですね。

しかし、その素晴らしさを継続して伝えていくには、マネタイズも重要です。印刷は手段ですが、印刷そのものをグッズにするというやり方は、印刷業のひとつのマネタイズ方法として参考になります。「活版印刷三日月堂」の印刷物たちに付けられていた価格帯をメモしてきました。
・俳句コースターセット(3枚1セット) 580円
・星の栞セット 450円
・貝殻の豆本(手製本) 23,000円
・ツユクサのカード 320円
・活版カード 60枚セット(60話分) 8,280円
・活版カード1~12 (5話1セット) 980円
・三日月堂レターセット 2,000円
・星座早見盤 1,500円
・雲の輪郭(版画) 版画7種+7話セット/額入り 38,000円 (単品 3,800円)

どうお感じになりましたか。想像するに、ターゲットは、本を読んで活版に興味を持ち始めた層なのでしょう。これくらいの安価な値付けが適正だと思われます。であれば、ネット通販で数を出したい気がしますね。少し検索してみましたが、残念ながらうまくヒットしませんでした。

活字は、私達の身の回りにあふれています。私も、本が大好きなのですが、家の床が抜けそうなので、この年末は、書棚に溜まりに溜まった本たちを棚卸(文字通り棚卸ですね)して、ダンボール2個分の書籍と泣く泣くお別れをしました。お正月休みは少しゆっくりして、それでも積読で溜まっている本を読みたいと思います。
皆様も、よいお年をお迎えください。