経営・診断

Kindleで思う可視化の大切さ

Amazonのお正月タイムセールで、Kindle Paperwhite を購入してしまいました。Kindleは、登場してすぐに購入したものが壊れずに使えているのですが、一番お安いバックライトのついていない機種でしたので、リニューアル。新しい機種は、文字の美しさが全然違いますね。アンダーラインを引くときのもっさり感が思考を妨げるので、もう少しサクサク動いてくれると嬉しいのですが。

読書好きなので、本はしょっちゅう購入しているのですが、なかなか紙の本から電子書籍に移行できていません。きちんと数えたことがありませんが、感覚的には、購入比率は、紙の本 5~10冊に対しKindleの電子書籍 1冊くらいの比率になっているのではないかと思います。電子書籍は、複数の端末で続きを読むことができたり、後でアンダーラインを引いたところが一括して確認できたり、と良いことも多いのですが、紙の本には、紙ならではの手触りや、パラパラとめくって目的のところを探せるなどのメリットがあります。それ以上に、紙の本が増える一番大きな理由は、書店での偶然の出会いがあり、読みたいと思ったときに購入してしまうからだろうと思います。

それでも、今回改めて見てみると、すでに200冊以上の電子書籍を購入していました。紙の本は、物理的にどんどん積みあがっていきますから、読んだ本は一定期間で整理しないとあふれてしまいます。まだ読めていない積読本も高さで感覚的に読み切れなくなっていることが分かりますから、しばらく購入を控えようという意識が働きます。しかし、電子書籍だと、物理的には全く増えた感覚がありませんから、整理したり買い控えたりという行動に結びつきにくくなりますね。

これは、感覚的に分かるように可視化することが、行動に結びつくということを示しています。日々の業績も同様ではないでしょうか。経営上の勘は、経験に裏打ちされた非常に優れた能力ではあると思いますが、それだけに頼らず、まず数字として事実を認識できるようにし、さらに感覚で物量がわかるように可視化することで、次の行動に結びつき、PDCAが回りやすいようにすることは重要と考えます。社内資料をきれいに飾る必要はありませんが、状況を認識しやすくし行動に結びつく可視化には、手をかけてあげる意味があると改めて思いました。