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ゆりかもめの自動運転にロボットの課題を感じたお話

昨日、ロボデックス展で「ロボットが変える働き方の未来を見てきました」という記事を書きました。中長期的には、労働人口減少の中で、ロボットが人間の行為を代替してくれることに期待しています。(人間が仕事を奪られるという議論もありますが、過去、産業革命の度に、なくなった仕事があった一方で新たな仕事(産業)を生み出してきました。その点では、私は楽観的に考えています。)

一方で、同じ日に、まだ課題もあると感じた経験もしました。東京ビッグサイトに向かう際に、新橋駅からゆりかもめに乗りましたが、私の乗った車両は、たまたま学生さんが多く乗車していたのです。学生さんたちの目的地は東京ビッグサイトではなく、その手前の青梅駅だったようで、大量の学生さんたちが降車し、私は一旦ホームに降りて待機していました。

ところが、ようやく学生さんたちが降り終わって再乗車しようとしたその時、ゆりかもめの扉は、無情にもあっという間に閉まって発車してしまったのです。私だけではなく、ホームに取り残された数名は、あっけに取られながら、去り行く電車を見送って次の電車を待つことになりました。

普通なら、降車に時間がかかっている事情を勘案して、少し長くホームに留まって乗客を乗せ、途中の速度を調節するなどしますよね。しかし、ご存知の方も多いと思いますが、ゆりかもめは自動運転されており、運転士は乗車していません。さすがに乗降中に扉が閉まったりしないような安全装置はついていると思いますが、どうやらホームで再乗車待ちをしている人を想定したセンサーや判断力は備わっていないようです。

想像するに、今の技術で設計したら、IoTやAIを使ってもう少し柔軟な運転もできるのではないかと思いますが、ロボデックス展に行く途中だっただけに、通常とは異なる事象が起きた場合の対応について、まだまだロボットによる人の代替には課題があると感じた一幕でありました。