経営・診断

「人生ゲーム 令和版」が興味深いです

昨日、新元号が発表されましたね。ニュースなどを見ていると全般的に好意的な見方が多いように思います。普段は西暦を使うことが多くなっていますが、時代の区切り象徴的に示すという点で、改めて和暦のよさを感じています。

新元号をビジネスチャンスと捉えた商売も、たくさん出てきているようです。印刷事業者さんなどは、新元号対応の印刷でお忙しくなっているのではないでしょうか。中でも私が興味を惹かれたのは、タカラトミーの「人生ゲーム 令和版」です。興味を惹かれたポイントは、あまり元号そのものとは関係ないのですが。(^^;

注目点は、「人生ゲーム 令和版」では、フォロワーを一番多く獲得したプレイヤーが勝ちであること。従来のように、最初のゴールやお金を儲けたものが勝ちという概念がなくなっていることです。「皆が一直線にお金持ちを目指す社会ではなくなっている。SNSに象徴される自分を認められたい思いに注目した」というコメントには、「なるほど」と思いました。時代として、価値観が大きく変わっていることに気づかされた次第です。

タカラトミーのホームページによれば、人生ゲームの日本での販売は、1968年(昭和43年)から。私が子供の頃に従妹の家に遊びにいった際には、必ず親戚一同で人生ゲームを遊んだ記憶がありますから、思えば、発売後まもなくの時代だったのでしょう。日本は、高度成長の右肩上がりの時代でした。そして、平成を経て令和に。時代の変化を捉えて新しいルールに進化させ、その時代を表すのに「令和版」のように元号を使うのは、単なる便乗商法ではなく、時代の区切り象徴的に示す元号の特徴を捉えた、理にかなったネーミング戦略なのかもしれません。