経営・診断

夏バテ対策キャンペーンに学ぶ(その2)

某ドリンクの「夏バテ対策キャンペーン」チラシについて引き続き。まず、「(1) 商品のチラシ(夏号)」について見ていきます。

A4 4ページでできているチラシで、A3を半分折ってあります。表紙にはDMの宛先が書いてありますから、受け取った人が最初に見ることになります。表紙には、従来に比べて価格が下がってお得になったことと、抽選で旅行券プレゼントというキャッチが記載されており、詳しくは中面を、とあります。

思わず中面を開いてみる気になりますね。開くと、商品ラインナップが出てきますが、さらに、定期購入にした場合のお得価格、セット商品で購入した場合の特別価格が表示されています。そして、切り取ってすぐに葉書として出せる注文書のチェック欄があります。裏面には、切り取れるハガキの面の他に、支払い方法や返品の説明、個人情報の取り扱い、連絡先などの情報が記載されています。

文字だとやや伝わりにくいかもしれませんが、このチラシ、AIDMAの法則を踏まえていることがわかります。AIDMAとは、購入決定のプロセスで、消費者はまず、その製品の存在を知り(Attention)、興味をもち(Interest )、欲しいと思うようになり(Desire)、記憶して(Memory)、最終的に購買行動に至る(Action)という購買決定プロセスの頭文字を取ったものです。

チラシの送付でA、チラシの表面でI、中面見開きでDとM、そして、切り取って葉書として出せるようにすること、裏面で懸念を減らすことでAを促しています。なかなか、よくできていると思いませんか。さっそく、自社の商品への応用を考えてみてはいかがでしょう。