経営・診断

仕事十則(その二)

元アサヒビール名誉会長の樋口廣太郎氏の「仕事十則」の(その二)は、「口先やアタマの中で商売をするな。心で商売せよ。」です。

前半は抵抗なく頭に入ってきます。机上の空論では商売はできないのはその通りですね。後半の「心で商売せよ。」はどんな意味でしょうか。前半を読んだ際には、現場で事実をしっかりと見るなど現場主義を主張する教えかと思ったのですが、「心で」という言い回しにはそれ以上の意味があるように感じます。

人によって解釈はさまざまでしょうが、私は、複数の意味が含まれていると解釈しました。一つ目は、現場で肌感覚で感じること・わかることを重視せよということ。二つ目は、自分の心・お客様の心・従業員の心を満たす、皆が納得・満足するような商売を心がけよ、ということ。三つ目は、利得だけに走らず誠実さを持てということ。

一つ目は現場主義、二つ目は三方よし、三つ目は利他の心。それを、「心」という言葉で表現されたのではないかと考えました。あなたはどう解釈されますか?

“口先やアタマの中で商売をするな。心で商売せよ。