経営・診断

仕事十則(その四)

元アサヒビール名誉会長の樋口廣太郎氏の「仕事十則」の(その四)は、「約束は守れ。守れないことは約束するな。」です。

「指きりげんまん、嘘ついたら針千本飲ーます、指きったっ。」と言いながら指きりをして約束した子供の頃を思い出しますね。誰しも、約束をしたことがあるのではないでしょうか。そして、守れなかった経験も、誰もがあると思います。

大人になって指きりをする機会はなくなりましたが、約束をする機会はむしろ増えていますね。仕事でも、日々、いつまでに何をするのかをコミットすることは多いはずです。約束を守れないとどうなるか。子供の頃は親が叱ってくれました。大人になった今は、叱ってくれる人はまれです。多くの場合は、クレームをつけられることもなく、二度と仕事を頼まれなくなるはずです。

自分の言動に責任を持って約束を果たすことを心がけたいものです。万一、予想していなかった事情ができ約束が守れない場合には、早めにそれを伝えて次善の策を一緒に考えることが必要です。さらに言えば、約束をするためには、計画を立てコミットすることが前提です。将来の自分の状況を想定して、そのうえでできるか否かを見極めコミットする。そして、コミットした成果を上げる。それを繰り返す中で、おのずと仕事が集まってくるはずです。

約束は守れ。守れないことは約束するな。