経営・診断

アリババのジャックマー会長の引退表明報道

中国のアリババグループのジャックマー会長の引退表明の報道が出て騒ぎになっています。アリババーグループの株価にも影響を及ぼし始めています。今のところ、アリババ側は否定しているようです。私は、懐疑的なのですが、事実はどうなのでしょうか。明日、何らかの新報道があるかもしれません。

この一時からもわかるように、経営者の進退は企業活動に大きな影響を与えます。アリババグループは、中国のアマゾンとも言われるほどの巨大企業です。報道には時価総額 41兆円とあります。おそらくグループ内には優秀な人材がたくさんおみえになると思います。それでもトップ一人の進退がこれだけ話題になるのは、創業者だからということもありますが、トップ経営者がその会社の業績を支えているということなのでしょう。ソフトバンクグループの孫社長の後継者問題や、日本電産の永守会長の進退などがよく報道されるのも、同じ理由だと思います。ある意味、経営者が企業の最大のリスクと言えるでしょう。

ましてや、中小企業では、社長は何でもこなしている状況があります。トップとしての経営判断はもとより、営業も社長の腕次第だったり、製造の現場や研究開発のリーダーだったり、経理・財務も一人で見ていたり、スーパーマンであることは珍しくありません。そんな中で、もし社長に何かあれば、会社の存続に大きな影響を与えることは想像に難くありません。今は元気であるからこそ、事業承継に向けて検討を始めておくことが必要です。今回の報道を他山の石として、あなたの会社が未来永劫存続するように、準備を始めましょう。