経営・診断

不味い梨

スーパーで安売りの梨を購入しました。これが古い梨だったようで、とても不味い。梨のシャキシャキした歯ごたえが全くなくモタモタな食感です。洋梨(ラ・フランス)と思って食べれば..。

まさに、安物買いのなんとやら。安いのには訳がある、というわけです。よく吟味して買いましょう、というのが教訓なわけですが、これ、お店にとってもマイナスだと思うのです。消費者としての自分にも問題はあると認識しながらも、ここでは生鮮食品は二度と買うまいと思いました。せめて、そういう商品説明が欲しかったですね。

古くなった商品を売り切ることで、そのときは少しお金が入るかもしれません。しかし、この商品を購入したお客様は、おそらく同様のことを考えます。つまり、お店は信用を失ったわけですね。失った信用を取り戻すのは簡単ではありません。多くの顧客は、今回の私のように何も言わずに離反するでしょう。(クレームを言ってもらった方が、お店としては顧客の反応がフィードバックされるという点では、むしろありがたいことなのかもしれませんね。) 将来の機会損失の方が大きいのではないでしょうか。

今回のお話は、スーパーに限った話ではありません。どんな業種・職種でも同じことが言えますね。手抜きやごまかしは、一時的に得をしたようでも、将来まで考えるとむしろマイナスです。常にお客様目線で、自社の仕事のあるべき品質を追求するのが長期的には得策かと考えます。